おフランスぐねぐね旅行記(4)


 南仏から次第に北上していくあたしにゃ。
 地方名で言うと、プロヴァンス地方からピレネー、ラングドック地方へと向かう感じ。

 ↑「ここを見ないでは死ねない」と謳われる、ヨーロッパ最大級の城塞都市カルカソンヌのコンタル城。もちろん世界遺産です。
 とにかく街全体の中世ぽい雰囲気が素晴らしい。ちなみに上の写真は早朝に撮ったものですが

 ↑夜にはこのようにライトアップされます。幻想的ですわ。すてきいですわ。

 ←トゥールーズという街にあるサン・セルナン寺院。

 ここは巡礼の中継地であり、いろんな施設があります。

 現在はエアバスの生産基地として有名。

 ところで初夏ともなると、欧州はなかなか日が暮れません。白夜というほどでもないですが、日の長さは日本の比ではないです。

 ↑これはトゥールという街のホテルから撮った景色ですが、この明るさでももう夜10時を過ぎています。寝るのが勿体ない・・・

 このトゥールは、地方としてはもうロワール地方になります。大西洋岸地方を抜けて、もう北仏に入ってきた感じですね。
 このあたりはもうあちこちに

お城!

(アンボワーズ城)

お城!

(シュノンソー城)

お城!

(シャンボール城)


 
のオンパレード!(死語)
 要するにこの地方は古城のメッカで、日本人の抱いているおフランスのイメージに一番しっくりくるかもしれません。
 かなりの時間をかけて10カ所以上見学しました(トゥールを基地としてミニツアーがたくさん出ている)が、しまいにゃ何処がどこだか分からなくなりました。

 ↑城にはそれぞれ素晴らしい庭園が整備されていますが、この時期は虫が多くて閉口しました。羽虫とか蚊とかモノスゴイの。

 さて、それらお城巡りの白眉をなすのは、下のブロワ城でありましょう。

 ここはヨーロッパ屈指の名城と言われ、長い時間をかけて現在の壮大な規模になったため、建物毎に様式が異なります。ここだけ見ればヨーロッパの築城史が分かるとも言えますね。
 当然ここに暮らした貴族王族の歴史も無数に降り積もっており、有名なギーズ公爵暗殺事件をはじめ、様々な陰謀の跡も見学することが出来ます。
 今回見たお城の中ではここが一番面白かったです。

↑「フランソワ一世の翼」と呼ばれる建物と、有名な螺旋階段

 ←オマケ

 近くの街にあった日本料理屋のメニューケース。

 
す、スシヤキ???


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