おフランスぐねぐね旅行記(5)


 途中極端に端折りながらも、いよいよ北フランス、ノルマンディー地方へと入ってきたあたしにゃ。
 この地方でやっぱり見学したいのは、フランスでも最も有名な観光名所の1つ、
モン・サン・ミッシェルですよね。

 ここは見学がしにくいことでも有名で、というのも鉄道交通の便が悪く、パリからだと日帰りはキビシイです。
 いっそモン・サン・ミッシェルに泊まってしまうか、ルーアン辺りを基地として見学するのが吉でしょう。

 ↑海に囲まれた細い道を車で走っていくと、どーんと見えてくるモン・サン・ミッシェル!北海道のトドワラへ行く感じに似ています。
 まさに
キタ━━━━((゜∀゜))て感じ。

 

 ↑修道院ファサードと、そこからの眺望。天気が良くて素晴らしかったです。
 モン・サン・ミッシェルとは「聖なる大天使ミカエルの山」という意味で、修道院共同体であったり要塞であったり刑務所であったりしつつ今日に至っています。
 麓部分にはにぎやかな城下町(?)があって、そこでは100年以上前のモン・サン・ミッシェルの絵葉書を売ってますが、現在と何も変わりません。当時から観光客だらけ。

 ←修道院付属教会内部。交差廊付近。

 ついでにモン・サン・ミッシェル近くの観光地の写真も少し貼っておきます。

 映画「男と女」で有名なドーヴィルのノルマンホテル。

 ドアボーイに怒られそうなので外から撮った。(^^;)

→オンフルールという港町。ちょっとコペンハーゲンに似ているオシャレな街です。

 などとウロウロしつつ、いよいよ有名なルーアンへ。美しい大聖堂や、ジャンヌ・ダルクが処刑されたことで知られる都市ですね。

 まずは目玉であるノートルダム大聖堂の写真を・・・

 

 さすがに壮麗で、ちょっとミラノのドゥオーモを思わせます。光線の加減で一日に何度も色が変わるのも美しい。モネはその変化に魅せられて多数の絵を描きました。

←モネは聖堂の向かいにあるこの部屋から絵を描いていました。

 現在は街の観光局が入っています。

聖堂内部→

 この大聖堂も二次大戦では大被害を被り、その時の写真なども展示されています。

 ちなみに最も聖堂を傷付けたのは、米軍による誤爆だったそうです。誤爆やらせりゃ世界一。

 

 ←ちなみにフランスのホテルでは、このように大戦中のアイテムを展示しているところが多いです。


 大聖堂を抜きにしても、このルーアンの街ブラは、旅の中で一番面白い見学だったかもしれません。とにかく色んな歴史遺物があって楽しいです。単純に街としても綺麗だし。
 以下、ルーアンの景色をいくつか・・・

 ↑「サンマクルー墓地」と呼ばれる建物。昔ペストによる死者を内部にギッシリ詰め込んであった。柱の彫り物はドクロの形。

 ←目抜き通りにある、ルーアンの象徴とも言うべき大時計。

 四隅にあるノゾキ窓からは、昔は兵士が市民を監視していました。

 ←これはルーアンに現存する最も古いノルマン家屋ですが、今はマックが入っているにょ(笑)

これはジャンヌ・ダルクが処刑された広場にあるモニュメント

 ←側には聖ジャンヌ教会があります。

 近代建築ですが、ステンドグラスは16世紀の物。


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