英国ゆるゆる旅行記(1)


 2005年5月、あたし(ラスカル)はイギリスにマタ〜リ滞在するべく成田から飛び立ちましたのさ。
 イギリスはあたしが長い間憧れていた国で、皆さんもそうだろうと思うけど、「ドリトル先生」はじめ多くのイギリス児童文学に親しんだ者としては、いつかポンドとかペンスでお買い物がしてみたいななんていきおい思っちゃうものでせう。

 さてイギリスと一口で言ってもその実体は連合国家のようなもので、イングランド、スコットランド、ウェールズ、及び北アイルランドから成ります。もともと別の国なので、今でも互いに仲はあまり良くないですの。

 今回あたしはまずスコットランドに入り、そこを観光しながら次第にイングランド方面に南下していくことにしました。
 渡欧初日、トランジットで降りたヒースロー(ロンドン)が意外と蒸し暑かったので、「何だよ日本と変わんないじゃん」とか思いましたが、そこからまた1時間半ほど飛行機に乗って着いた
スコットランドの首都エディンバラは激寒!!
 こうしてあたしの、オーバーとマフラーと手袋を手放せないスコットランドでの日々が始まりましたのさ。

↑コールトン・ヒルと呼ばれる高台から見るエディンバラ市街

 エディンバラは英国屈指の美しい都市で、エディンバラ城を中心に新旧市街が広がっています。でも広さは大したことないので徒歩でゆるゆる観光が出来ます。
 またここからはスコットランド観光のためのミニツアーがたくさん出ているので、こことかグラスゴーを基地として旅行予定を組むのも吉ですね。

 ←エディンバラ旧市街

 風情があって、楽しい散策が出来ます。

 この辺りは服飾品のお店のメッカ。それとおみやげ物屋さんも多いです。

 エディンバラ城の衛兵さん→


 持っているL85が発射可なのかどうかは知りませんが、この人達もれっきとした実戦部隊員です。
 イラクにも出動して戦死者も出ているそうです。

 ちなみにこうして立番している人はダメですが、巡回してる衛兵さんとはお話しも出来ます。
 「一緒に写真撮ってくれますか?」と言ったら「もちろんであります!よろしければベストの撮影ポイントまでお連れします、サー!」とか畏まって言ってくれるので楽しいにょ。

 

 →市内にはこういうショーレストランがいくつかあります。


 民族衣装でのダンスやバグパイプの演奏会なんかが2〜3時間くらいあって超楽しいです。
 

 

 さてスコットランドを代表する都市と言えばもう一つグラスゴーがあります。こちらはエディンバラに比べるとずっと近代的な大都市です。
 少し写真で紹介しませう。

 ↑グラスゴー中央駅。ロンドンからの列車が着く駅です。ローカル線は別の駅に入ります。
 左下に見える
「TO LET」という看板はイギリスの都市なら何処にでもあるもので、要するに「貸家」とか「テナント募集」とかいう意味なのにゃ。

 →グラスゴー大聖堂内部

 ここはスコットランドでは唯一完全に残っている大聖堂らしいです。宗教改革でスコットランド中の教会が打ち壊しに遭っちゃったので。
 

 

 ↑オマケ
 街を歩いてたら「交通博物館」というのがあって、無料だったので入ってみた。
 内部には多くのクラシックカー、市電、電車などの展示があり、往時のグラスゴー市街を再現しているコーナーなどもあったにゅ。
 イギリスの施設は何でもかんでも入場料を取る(教会もやたら取るよ〜)ので、たまにフリーの場所を見つけると嬉しいですの。


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