英国ゆるゆる旅行記(3)


 一通りスコットランドを見て回ったあたしは、古城とかローマ遺跡なんかをゆるゆる見学しながらイングランドへと入ってきましたのだ。

 前にも書きましたがスコットランドとイングランドはいわば別の国なので、ちょっと気持ちを切り替えて旅をしていくあたしなの。イングランドでスコットランドの旗を振ったりしたら顰蹙を買ってしまうんです。(逆もまた同じ)
 イングランド北端には有名な
湖水地方があり、居心地が良いのでゆっくり逗留。この辺りはず〜っと牧歌的な景色が続いてるので頭が花畑状態になってしまうのでした。

 では湖水地方の写真を一枚。



 ↑これはニアソーリーという村の景色。まったりにゃ〜。

 ここはピーター・ラビットの著者の住んでいた村で、記念館などもあります。また近くにはワーズワースゆかりの村であるグラスミアもあるのですが、施設の多くは写真撮影が禁止されてるのが難ですね。

 ところで上の写真なんかは好天ですが、イギリスでは一日スッキリ晴れるなんてことは滅多にありません。大抵は曇り。そして時々ザーッとシャワーが降り、その合間に青空が覗いたりするって感じかな。気温もめまぐるしく変わるので、オーバーを着たりTシャツ一枚になったりと忙しい。
「一日のうちに四季がある」と言われる所以です。

 ちなみに雨は毎日のように降るけど長くは降りません。だからイギリスの人はあまり傘をささないです。どうせすぐ止むしって感じ。それと雨が多くても日本のように湿気が多くはありません。特にスコットランドはカラッとしてますね。


 さてイングランド北部の街紹介をもう少し。



 ↑チェスターという街の中心部にある大時計。この街はローマ城塞から発達した街で、中世風の町並みがとても美しいです。



 ↑上の時計付近から見下ろす町並み。中央部の十字路はザ・クロスと言い、そこから四方にザ・ロウズというアーケード街が広がっています。



 ↑路面から見たザ・ロウズ。二階部分が回廊になっています。地下にローマ遺跡があって工事が出来ないため、こういうアーケードが発達しました。

 →これはチェスターの大聖堂内部
 

 





 ↑これはストラトフォード・アポン・エイヴォンという街にあるシェイクスピアの生家。内部も見れます。彼のお父さんは羊毛とか獣皮を扱う業者でした。

 この街にはシェイクスピアゆかりの見所がたくさんあり、彼の墓所とか奥さんの実家とかお母さんの生家とか色々見れますけれど、シェイクスピア自身については未だに実在の人物なのか?という論争があるのは不思議です。

 いえシェイクスピアは確かにいたのでしょうが、ホントに劇作家だったのか、作品は有名作家がゴーストライターとして書いたのでは、とか色々言われてるみたいです。


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