英国ゆるゆる旅行記(4)


 ダラダラぐねぐねと英国を南下し、イングランド中央部へと入ってきたあたしにゃ。

 この辺りまでくればロンドンは目と鼻の先なので、とっととロンドンに入ってしまって、そこを基点に観光をするというのも一つのやり方です。ロンドン発ならミニツアーも充実していますし。

 でもあたしはオックスフォードとかブリストルとかの都市にまだネチネチと泊まってみますのさ。せっかくここまで来たんですもの。



 ↑というわけでオックスフォード大学の写真。

 オックスフォード大学は、45のカレッジ(寮別の大学施設、のような意味。ハリポタの寮を思い浮かべると良いでしょう)や、その他の施設の総称です。
 上の写真は最も古く権威のあるカレッジ、「クライストチャーチ」

 カレッジ内部の見学は有料の所も多いです。クライストチャーチの場合は4ポンドくらい。







 こ
こは「不思議の国のアリス」の作者、ルイス・キャロルが教鞭をとっていたことでも有名で、内部にはアリス関係の意匠が所々にあります。





 また上の写真はクライストチャーチ内の食堂ですが、見てお気づきの方も多いでしょうけど、映画ハリポタに出てくる食堂はここでロケされています。他に階段とか図書館などもクライストチャーチが使われているらしいです。予想はしていましたが、観光客で一杯でした。

 ところで食堂のことを書いたついでに、
イギリスのお食事について触れておきましょう。

 よくイギリスのゴハンは美味しくない、食の墓場だという悪評を聞きます。で、実際食べてみますと、イギリスは食の墓場どころか
食の地獄でした。

 あたしは普段海外にいても日本食が恋しくなったりはしないんですが、今回はさすがにめげました。何つーか、
イギリス人、味覚ムチャクチャ!

 とにかく何でもグチャグチャに煮たり焼いたりして適当に塩コショウしてあるだけって料理ばかり出ます。何食べてもオートミールみたい。

 ホテルのブレックファストサービスを使うと、大抵ブタの血を固めた真っ黒のプディングが出ますがこれがまたゲロ不味い。

 どうも素材とか料理法とか言う以前に、イギリスの人は「食べる」ということが根本的に分かってない気がします。なんかお腹一杯になれば良しって感じで、食にこだわったり楽しんだりあまりしない感じです。これじゃフランス人に
田舎者とバカにされるのも無理ないかなあ。

 もっともそんなイギリスにも美味しいモノはあるんですが、そのオハナシはまた次回にして、もう少しイングランドの写真を。




 ↑バースにあるローマの温泉施設跡。「跡」と言っても機能は生きていて、1978年までは使われていました。ちなみにバス(風呂)の語源となったのはこの街の名です。




 ↑ストーンヘンジ。ここを観光するにはソールズベリーを基地とするのが吉です。あたしが行った日はかなり寒くて参りました。



 ↑よく人が巨石に触っている写真がありますが、現在は柵があって側には寄れません。しっかり基部が埋まっているわけではないので、常に倒壊の危険があるのです。

 すぐ側を走る国道からの震動が良くないとのことで、近々その国道を閉鎖して新しい道を付ける計画が進行中です。



 ↑エリザベス女王の居城の一つとして名高いウインザー城。すごく広くて見ごたえがあります。



 ↑城内の庭園。この城はやたらたくさんの幽霊が出ることでも有名ですが、残念ながら出会えなかったにゅ。



 ↑ウインザーの衛兵さん。


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