英国ゆるゆる旅行記(5)


 さてさてようやく旅の終着点ロンドンへとやって来ましたぜ。

 ここはもちろんヨーロッパを代表する近代都市でありますが、同時に血と陰謀に塗り固められた歴史都市でもあります。その辺もゆるゆる見て回りたいと思いましたが、例によってそろそろ体調がボロボロ気味。思わずそうじ君の声で「いけない!身体に無理が来たんだッ!」と言いたくなってしまいます。

 熱と咳に悩まされながら、そ〜っとロンドンを見学しますのさ。取りあえずちょと写真を・・・




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タワーブリッジです。絵はがきなどで有名なので、これがロンドン橋だと勘違いしている人も多いのではないでしょうか。ホントのロンドン橋はこのすぐ隣に架かっている地味な橋です。

 テムズと曇り空の作り出す陰鬱な景観はまさにロンドン!天気はほぼ毎日こんな感じです。




 ↑ウェストミンスター宮とビッグ・ベンの素晴らしい眺め。

 現在は国会議事堂が置かれていることで有名ですが、歴史的にはシティの外に置かれた最初の重要な植民地です。ウェストミンスターとは「西の修道院」の意。



 ところで前回、イギリスのお食事はひどく不味い、でも美味しいモノもあると書きましたが、ここでその美味しいモノについて書いておきましょう。

 
イギリスで美味しいモノ、それはビールです!ヨーロッパを色々旅しましたけれど、あたし的にダントツ美味しいと思いました。

 と言いましても、これはパブで飲むビールを美味しく感じるということで、缶ビールなんかは余所とあまり変わりません。逆に言うと、それだけパブで飲む機会が多かったと言いますか入り浸ってたと言いますか(^^;)まあイギリスと言えばパブですから、出来るだけ体験しませんと・・・

 んでそのパブですが、ウェイターさんがビールをつぐのがとても上手くて、泡の一滴までしみじみ美味しいです。またビールもものすごく種類があり、地ビールを色々試してみるのも楽しいです。特にスコットランドのは野の味がしますね。

 フリッター等をオツマミに、半パイントずつ三杯、四杯と色んな味を試していく楽しさ。あ〜英国のパブは天国じゃ!

 
ちなみにイギリスのコーヒーは宇宙最凶です。どこで飲んでも泥水みたい。



 では写真の続きを・・・




 ↑ウェストミンスター寺院。
 ダイアナ妃の葬儀が行われたところですね。彼女が結構式を挙げたセントポール大聖堂の方は良い写真が撮れなかったにゅ。




 
↑バッキンガム宮。

 ロンドンを観光する人なら皆絶対に行く場所でせう。毎日昼前に行われる(季節によっては隔日)衛兵交替式が有名ですが、実際ムチャクチャ楽しいので何度も見に行ってしまいました。

 時間になると観光客で一杯になりますが、二、三度見ればベストのスポットが分かるので、速攻でそこを確保するのにゃ。


 ↑大英博物館。

 入場は無料なんですが(寄付箱があるので1〜2ポンド入れるのも良いっす)、あまりにだだっ広いので、見たいモノをあらかじめ決めておいて見学するのが吉だと思います。

  →内部の写真もたくさん撮りましたが、ここでは一点だけ。

 いわゆるロゼッタ石ですね。

 

 





 ↑これはロンドン塔の外観。ロンドンで最も見るべき価値のある場所の一つです。

 難点は入場料が高いこと(約2000円)。まあロンドンは基本的にどインフレなので、何をやっても高く付くのですが。




 ↑ロンドン塔の起源はローマ人の作った要塞です。写真はホワイトタワーで、塔としては最初に立てられた物(11世紀)。

 塔内部では様々な展示が見られますが、特に王室の宝飾品は必見です。壮絶なキンキラキンで目がくらみます。

 ちなみにここはロンドンきっての幽霊の巣窟(らしい)です。


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