となりの国のARISさんからの頂き物SS

 SS『古の某テレビCM』





(2022年9月26日

 by 東映版クモ男の青箱が出てほしい、となりの国のARIS)

 



テレビCM





 『(野外。悪の軍団に対峙する巨大ロボに搭乗している勇ましい若い男が、ステキな低音ヴォイスで叫ぶ)





 地獄からのゾウさん、マジン・グララアガア!





 ラス十字団! 貴様たちに味合わされた屈辱、今こそ晴らしてやる!





 ムッ、こんな所にアームロケット筆箱! 踏まずにはいられない!





 なに!?  マジン・グララアガアが踏んでも壊れないだと!?





 許せる!!





アームロケット筆箱、好評発売中。』





* * *







某美女「当時、買ったけど、すぐ壊れたんですけど」





某ハゲ「あの頑丈な筆箱をどんな使い方したらそうなる。ラスを発動したとか?」





某美女「はあ? あたし清純派なんですけど? こらッ、おしり触るな! そんなだから女子にインドに逃げられるのよ!」











 







付録1: 



 解説『マジン・グララアガア』OPのゾウさんの鳴き真似部分について





カエデコ「あとOPソング、ゾウさんの鳴き真似をシャウトしてあんなにカッコよくサマになるのも、さすがアニキ、本当プロよね〜。」



 (となりの国のARISによる過去のSSより)





 ・・・というのは要するに、マジンガーOP(元ネタ)の、最後の方の「マジンゴー マジンゴー・・・」の部分が「グララアガア グララアガア・・・」になって、





 最後のカッコいい「ゼーット!」が、これまたカッコいい「パオ〜ンッ!」になるのではないか(そしてドヤ顔で視聴者に振り向く主人公)、ということです、多分。





 もちろん、想像するのは皆さんの自由なので、『マジン・グララアガア』OPに関しては、他のバージョンを思いついた人は別にそっちでもいいですぜ、ヘッヘヘ・・・(矢吹ジョーっぽい笑みで。なんて、無茶しやがるぜ。・・・見てみろよ、コイツ、信じられないくらい変な顔してるだろ、矢吹ジョー笑いの下手な真似したまま、お亡くなりになってるんだぜ・・・。きっとラスノートに書かれちまったんだろうなぁ・・・あ、なんか今、謎の電波受信してSEEDネタをちょっと思いついたぞ。「コズミック・イデ」とか「キラ・ニシオ」とか・・・・。やめてよね。)







 



付録2:



 解説『トミノ・ソナタ』(同様に以前のSSに登場のタイトル)とは何か





 この究極の恋愛テレビドラマは、ある一組の男女カップルの物語である(当たり前だ!)。





 カップルの美男トミーノ氏が漫画家ミヤサン氏のアシスタントとして仕事したある日の帰り、ミヤサン氏にこっぴどく叱られた先ほどの出来事を想いヤケッパチ運転をして事故を起こし、他の人を巻き添えにはしなかったが本人は記憶喪失になる。





 記憶を失って色々と抜け落ちた彼は白トミーノとしてしばらく過ごし、物語終盤で記憶を取り戻して黒トミーノになり、登場人物全員をミナゴロシにする、これはそんな感涙モノの恋愛ドラマである。





 そんなトミーノ氏の相手の美女役を、まるみみ美女モデルとして売れっ子のラスカル西尾が演じた。





 その女性の台詞「ニュータイツなんて寝ぼけたコト言ってないで、あたしの編んだタイツを履きなさい! 以上!」。





 ちなみに作中劇としてミヤサン氏による漫画『丸の耳のガホウシカ』には「ラステルにしお」という美少女キャラクターが登場する。一瞬で退場するけど。病弱で可憐なお姫様なんだから仕方ないね、うむ。「本当にセミよりも早く死んじまいやがった by皇帝トナリス」。





 さらにちなみに、後のアニメ映画版のラステルにしおの同様の短い登場シーンでは、別段彼女のヌードとかいうわけでもないのにラステルの姿に映画館でフラッシュを焚く観客も出たとか。やめてけれ。まあ、もとよりステキなキャラな上、担当した天才アニメーターのコシヒコ・イロカズ氏の作画が絶品すぎるのがイケナイ。あの人が描くと何もかも色気増し増しになっちまうんだよ!! 





 当時の観客の、あるオタク少年の独白「あのあでやかな動き、コシヒコ氏か!? 止まっていても色気がある・・・。まちがいない、彼だ、彼が描いたんだ・・・!!」





 ガホウシカの物語終盤に出てくる「画報庭園」には過去の芸術がアーカイブされているらしいが、コシヒコ氏の成果やラスカル西尾先生による罵倒記事も含まれてるのかしら? ワーイ!









 



付録3:



 絵描き歌。うそ。まあ数字順に追ってみてくれ。





 1.ララァ・スン → ラス



 2.キャスバル → キャル → カル



 3.ララァ・スン+キャスバル → ラスカル



 4.つまりラスカル西尾とは、一年戦争を生き延びて地球の西尾市で暮らし始めたララァとキャスバルの間に生まれた子なのだ!! スーン(効果音)!!!





 ・・・強引ですね。だけど、書いちゃうの。



 数打ちゃ当たる! ダジャレは数だよ、姫様!





 







付録4:



【注意】



 以下掲載の記事は、以前に当サイトで公開したSS『奇妙戦士ビクトリアル銀河西尾伝説』のネタバレを含んでいる記事です。お気をつけあそばせ。





by となりの国のARIS



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 自分の書いたSSを公表してから何カ月も経過してみると、客観性の乏しい私でも、自作のアラにいくつか気付く事もあります(遅い、遅いよ、トナリスレッガーさん)。



 

 えーとまぁ、記述が少しアヤフヤだったというか、まぁそれはオツムの弱い私による作だからいつもの事であるようにも思うけど、ともかく、この記事では、後付けではありますが試みに補足文を記述してみます。





 今回取り上げるのは『奇妙戦士ビクトリアル銀河西尾伝説』。それにおける、旅人・西尾楓子と、皇帝陛下・ラスカルトの対決の場面です。



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ラスカルトの台詞



「よくぞ参った、旅の者。おもてを上げよ。



(楓子、ここで顔を上げてラスカルトをジッと見る。「めんこい」とラスカルトは思う)





余が、この帝国を統べる、ハチオウジーク・オトナシ・ラスカルトだ。ふむ、貴様、なかなかよい面構えだな。きれいな目をしている。





(ここで楓子、照れてしまったらしく、下を向くなどする。「うわ〜、この皇帝陛下、恥ずいセリフ並べてるよ〜、この調子だと、もっと変なことも言い出しそうだわ。」とか?)





して、その名は。申してみよ。(ラスカルト、「あれ、オレ、なにかマズッたかな?」と思いながら)」





 周囲から大勢の耳目を集めているこの状況。(「あら、あの旅人、下を向いちゃってるわ、皇帝陛下に無礼ね、ヒソヒソヒソ・・・・」)





 侍女を思わせる面妖な黒衣のその年若い美女な来客が(顔を再び上げるなどして)その透明感のある顔つきで皇帝陛下を見つめ返します(「どんな恥ずいこと言ってくれるか知らないが、女は度胸! キリッ!」)。



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・・・こんな感じでどうでしょうか? え? やっぱりどうでもよかった? ヌ!



あ、なんかまた思いついたので、以下、さらに補足。蛇足ともいうが。







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・・・・見つめ返した後、なんだかんだラスカルトと言い合いになり、しばき倒される西尾楓子。



ズタボロになった楓子は、その場で、さらさらと砂となって消滅していく中、不敵な福笑いじみた笑みを浮かべながら心に独白する。





楓子「(ふふ、これで終わりだと思わないことね・・・すべては序章・・・最終回直前にしてこれは序章なのだ・・・!!!





 皇帝ラスカルト、あなたが今倒したこのあたしは仮初めのあたしに過ぎない。カエデリア・コニシオの女王であるあたしがそう易々と滅び去るわけがない。この肉体が滅びたとき、カエデリアに保存されているもう一つのソックリ美しき肉体へとあたしの魂は転移し、あたしは即座に復活する。





 ラスカルトに世界をかき混ぜさせ、最後の最後に人類の頂点に君臨するのはこのあたしなのだ! 不敵な福笑い神に愛されるに本当にふさわしいのは、ラスカルトなどではなく、このあたしよ!!・・・)





そして、ワイングラシアス VS ラスカルト。決着する。ラスカルトはかつての正気に戻る。





ラスカルト「っ!? ここは・・・、余は一体今まで・・・、それに、おまえ・・・。」





ワイングラシアス「帰ってきたな、信じてたぜ、貴様の本来の金色を・・・。これから処理しなくちゃいけないことは山積みだが、ここは、ひとまず、オレたちワイン飲もうぜ・・・。」





「待ちなーッ!」





惑星プリサミ産の全長120センチ程度のプリティな人型ロボ「ササミロイド」を大量に引き連れて、乱入してくる女王楓子。





ワイングラシアス「何奴!?」





ラスカルト「あのめんこい女は、あの時の!」





ワイングラシアス「知ってるのか、雷電じゃないラスカルト!」





ここで、この最終回は、



何処からか聞こえてきたオーマイキーじみた謎のドッと笑いの中、唐突に終了し、



劇場版(通称「夏ラス」。西尾姓の謎が全て明かされる!)へと続く。



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↓えーっと、視聴者様から貴重な御意見を頂戴しました。





ラスカル西尾先生「トナリス監督、あんたねぇ、あたしが夏が嫌いだって知ってて、これはどーゆーつもり? しかもあたしは女王なんかじゃなく、永遠の姫よ! 



 まあ、でも、ササミロイドはちょっと欲しいかもね。ミサオロイドは無いの? 



 あ、よく見たら、大量のササミロイドの中に、ひっそり一体だけ紛れ込んでいるわね、あたしとしたことが気付くのに遅れたわ。自治会の疲れがマキシマムに溜まってるのかしら。もしくは、そろそろ本当にメガネの買い替え時かもしれないわね。



 ったく、ファーストの鉄人1226号とかじゃないんだからさぁ。あたしじゃなかったら一生見逃してたわね。



 しかしミサオロイド、美人なのに、さすが慎ましやかねぇ。ほんと、あたしにそっくり♪」





トナリス監督「あの人型ロボ、お好きなんですか?」





ラスカル西尾先生「あたしにそっくりなものを嫌いな人がいるのかしら?」








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