マルセイユから海岸沿いに100キロほど進むとアルルの街に着きます。
ここはゴッホの跳ね橋の絵で有名ですよね。

上の写真がその跳ね橋ですが、残念ながらゴッホの描いたホンモノではなくて、戦後復元されたものです。
周囲は人家もまばらな寂しいところですが、川は子どもたちの水遊び場となっています。

↑これは同じアルルにある古代の円形闘技場。
ローマ植民地時代のものです。
映画「RONIN(ローニン)」で、デニーロはニースで大カーチェイスを繰り広げた後、ここで腹部銃創を負うにゃ。
かようアルルは見所タップリ、街の雰囲気も素晴らしいのですが、あるまいことか、ここのホテルでホテル荒らしに遭ってしまいました。

盗まれたのは、デジタルビデオカメラ、デジカメの充電器、モナコで買ったTシャツなど。特にビデオを盗られたのが痛かった(;_;)
部屋を空けてお茶を飲みに行っている間にやられたんですが、ちゃんとカギを掛けてありましたし、どうやって泥棒さんが入ったのか分かりません。
怖くて眠れないので、すぐに部屋を替えてもらいました。トホホホホ。
へこんだ心をムリに引っ立ててアルルを辞し、プロヴァンス地方をさらにウロウロすることにします。
これはサン・レミ・ド・プロヴァンスという街にあるローマ遺跡→ |
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←同じくローマ遺跡。これは当時の凱旋門ですね。 |
このサン・レミ・ド・プロヴァンスという街も小さいながら見所は多いです。まずノストラダムスの生誕地として有名であり、またゴッホの入院していた精神病院などもあります。

↑これはその精神病院の中庭。
ここの院長さんはゴッホの良き理解者で、ゴッホも彼に感謝して多くの絵を贈りました。しかし院長さんの死後、遺族は「基地外の描いた絵などキモイ!」と言って全部捨ててしまいました。あのな・・・・

↑などと言いつつ、ローヌ河畔にあるアヴィニョンという有名な街へやって来たあたしにゃ。
この川べりでお茶など飲むと雰囲気最高!川風が涼しいし。遠くに見えているのは「アヴィニョンの橋」という歌で有名なサン・ベネゼ橋。
この街は色んなことで有名なんだけど、観光の目玉は何と言っても教皇宮殿でしょう。教皇庁はローマにあったわけですが、それを管理下に置きたいフランス国王によって、一時期ここに移されたわけです。

↑これが教皇宮殿
内部では連日どえらい贅沢な食事会だの何だのが催されたそうです。前々世のあたしも参加していたんだな、多分。
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←オマケ
近くにあるポン・ドュ・ガールという有名な水道橋(世界遺産)にも一応行ったのにゃ。
でもエライ暑くてめげてしまったの。 |
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