MBRー07ーMk2 デストロイド スパルタン


 ↑07シリーズ唯一の量産機、スパルタンです。
 デストロイドとしては比較的見せ場に恵まれていたメカで、主人公が乗り込んで活躍するエピソード等もありました。
 まずは設定画っぽい前方からのパースで。




 スパルタンは敵巨人兵や機動兵機との格闘戦を主目的に開発されたデストロイドです。

 故に主武器は強靱な両腕部で、そのキャラ性を強調するためか、両手指は空手の貫手のような格好で保持されています。

 劇中では、リガードの足首をチョップで脱落させたり、ゼントラ兵のヒップに平手打ちを加えてダウンを奪ったりしていました。



 ↑胴体前方のハッチ内にはガンクラスターが内蔵されています。
 構成は180ミリ榴弾砲、38ミリ機関砲、12.7ミリ機銃、火炎放射器、レーザーガンとなっています。
 このガンクラスターの空薬莢は、側面の円形バルジを開けて取り出されます。
 また照準器はアゴ(?)の部分にあり、画像では25度ほど左へ旋回しています。


 ↑両肩部のウェポンベイ内には、トマホークのものと同じ、ビフォーズ社製自立誘導型ロケット弾(12発×2)が内蔵されています。
 劇中、ガンクラスターを使用することは何度もありましたが、このロケット弾を発射するシーンは結局無かったような気もします。


 ↑乗降用のハッチは胴体上部にあり、どうやら二重構造となっているようですが、設定画があやふやで開き方の詳細は不明。
 TV版第34話で開閉シーンがありますが、なんとファランクスのミサイルハッチで代用されるというヒドい作画になっていました(担当はスタープロかな?)。
 ハッチ後方にあるのは対空用のリモコンレーザー機銃です。Mk1と呼ばれる試作型は、この機銃を装備していませんでした。


 ↑TV版第16話で、来襲した敵機にスパルタン隊が砲火を浴びせるシーンを再現してみました。場所はダイダロス艦の甲板上で、後方にチラリと見えているのはマクロス強攻型の船体中央構造物。
 スパルタンが、ガンクラスターに加え、レーザー機銃も前方象限へ向けて火力を稼いでいることに注目。


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